横須賀市立追浜小学校

　２月末の懇談会ではお忙しい中、ご参加をいただきありがとうございました。
　一年間の子ども達の成長の様子と次年度に向けての支援等について各クラスでお話を進めました。
　まずは各クラスで、先日行った「ありがとう集会」のビデオをご覧いただきました。それぞれの学年の出し物を中心に、子ども達の楽しい演奏やダンス、お祝いのことばを見ていただき、和やかな雰囲気になりました。
　また、各クラスの廊下には、様々な作品を展示いたしました。１年生の可愛らしい図工の作品。２年生も図工と、算数でつくったオリジナルお菓子の箱。３年生は繭玉と創作物語、こちらもなかなかの力作です。
　４年生は素敵な詩集、自分の好きな詩を選んでコメントを添えました。５年生は、絵画に立体作品、明かりが灯せるスタンドは素敵です。
　このように一年間の成長がしっかりと伝わるものばかり。是非ご家庭でもたくさんのお褒めのことばをかけていただきますようよろしくお願いいたします。
　また、次年度へ向けてのご意見などもいただきました。今後も学校とご家庭とがつながり合って、子ども達の豊かな成長を支えることができればと願っております。
　ありがとうございました。

　さて、６年生の校外学習の様子。その後半です。
　温かな陽気でピクニック広場でシートを広げました。ジェットコースターからの叫び声を聞きながら、家族が作ってくれたお弁当をいただきました。みんなで食べると美味しさがまた一段と増していきますね。
　お昼の後の自由行動。いちばん人気のジェットコースターでしたが、たくさんの学生たちで大賑わいでした。６０分待ちという情報を聞いて、まずはみんな巨大迷路への移動開始。期待いっぱいでの挑戦。しかしなかなかのハードな迷路にたいへん手こずったようでした。
　落差あるバイキングに絶叫したり、メリーゴーランドでのんびり楽しんだり、様々なアトラクションを満喫することができました。
　さて、この校外学習を通じて６年生は、あらためて仲間とのつながりを感じることができました。
　いつでも一緒、ずっと一つのクラス。その仲間と過ごす時間も少なくなってきました
　もうすぐ巣立ちの時。その瞬間に向けて、ますますみんなの力を合わせて頑張っていってほしいと思います。

　冬晴れの日、６年生は、待ちに待った最後の校外学習に出かけました。これまでの小学校生活のまとめとする集大成校外学習です。朝、追浜駅に集合した時のワクワクした気持ちは、みんなの顔に表れていました。
　京急線に乗り込み、金沢文庫へ向かいます。最初の目的地の称名寺に到着。境内はひっそりと静かで、まるで時間が止まったかのよう。鎌倉時代からの歴史を感じながら、みんなで境内を散策しました。梅やロウバイが開花し、池はうっすらと氷が張っていました。
　次の目的地、八景島シーパラダイスに到着。今回はバックヤード見学を通して学びを深めました。普段見ることのできない水族館の裏側の体験はとても貴重な時間です。
　まず目に入ったのは、大きな濾過機です。これは水族館の海水をきれいに保つための重要な設備で、海の生き物たちが健康に過ごすために欠かせないものです。
　次に、餌づくりの様子を見学しました。イカやアジ、サバなどを手作業で、飼育する生き物の大きさに合わせて切り分けていました。とても大変な作業です。たくさんの餌づくりなど、生き物たちのために、細やかな配慮が必要なことに気づきました。
　さらに、大きな水槽。そこからバケツいっぱいのキャベツをちぎってまくと、ウミガメたちが何匹も寄ってきました。大きな口を開けて、パクリと食べる姿はとても可愛らしかったです。
　しかし、ウミガメたちが好物のクラゲと間違えてビニール袋を飲み込む事故など、プラスチックゴミの影響を受けていることも知り、私達の環境への配慮がいかに大切かを考えさせられました。
　見学の最後には、生態を調査する研究室にもお邪魔しました。ここでは、さまざまな研究が行われており、海の生き物たちの神秘について学ぶことができました。
　今回の見学を通じて、海の生き物のために自分達ができることや環境を大切にする取り組みについて考えることができたのが大きな学習の成果となりました。

　学校の入り口にある早咲きの河津桜が綻び始めました。まだ、季節は２月の後半ですが、春の陽気の穏やかな日が続いています。まだ二分咲きといったところですが、青空を背景に美しい花びらが輝いています。
　また、校内には地域の方がボランティアでお花を植えてくださっています。ストック、キンセンカ、ノースポールなど、ちょっとしたお花畑のようです。
　ところで、この日２月26日はピンクシャツデーでした。カナダの学校で生徒がいじめをなくす取り組みをしたことがきっけのこの運動。現在、横須賀では人権を大切に色々な取り組みがされています。学校も人に優しい思いやりのこころを大切にしていきたいと願います。
　さて、校内でも優しさ、あたたかさの思いやりの花が咲いています。共に教え合い、助け合う学習が子ども達に定着していてとても嬉しいことです。
　ところで、子ども達にはこのような詩を紹介しています。
　「思いやりの花を咲かせよう　
　　優しさの種を蒔いて
　　こころの中に花を咲かせ
　　みんなの笑顔が広がる　それが私達の宝物」
　ピンクのさくらの花のように、ますます温かい学校となりますように。

　「１年生から５年生は、ありがとうの気持ちを６年生におくってください。」
　司会の運営委員会児童の始めのことばです。体育館に全校が集って、「ありがとう集会」が開かれました。
　この日のために各クラスは、歌やダンス、楽しい劇など、学習で取り組んできたことを大いに生かして出し物の練習に励んできました。
　最初は４年生。ヒップホップダンスの可愛らしいのりで楽しい動きを披露。会場に手拍子が響き渡ります。また、リコーダーやハンドベルなども加えて素敵な合奏も聞かせてくれました。
　３年生はありがとうのことばを、いろいろな国のことばで伝えます。カムサハムニダ、ダンケシェーン、そしてこころから「ありがとう」さらに集団の動きも加えた合奏も繰り広げながら、最後は６年生へ応援のエールを元気に送って盛り上げてくれました。
　２年生は、国語で大好きなお話、スイミーをペープサートを交えて楽しい音読劇にしてくれました。全員が次々と動き回り、全員で口ずさむ歌、まるでミュージカルのようでした。
　１年生は元気な呼びかけにかわいい振り付け。少ない人数で一人一人がしっかりと楽器の演奏も披露して、素敵な笑顔を見せてくれました。
　そして５年生は、一致団結したダンスダンス。運動会の時にチャレンジもしたステップをもう一度アレンジ。動きの途中に新しいリーダーとしての意気込みも発表しながら、会場を明るくしてくれました。
　６年生からもお礼の出し物です。リコーダー曲を次々と奏でてくれました。２月のお誕生日の子を集めてのハッピーバースデイ－の曲は、優しさにあふれていました。最後には、校歌を演奏。最後に全員の気持ちが一つになる演奏が素晴らしかったです。
　６年生の児童から各学年へお礼のことば。今日の出し物を見ての素直な感想を、自分のことばで述べていて、さすが最上級生でした。
　笑顔になれる時間。こころが温かくなる空間。みんな揃っての集会は、またひとつ素敵な思い出となりました。　

　２月も後半となり、春の気配もそこかしこに感じられる毎日。６年生の卒業も近づいてまいりました。廊下には、「卒業まであと何日」のポスターが貼ってあり、残り時間の少なさを感じています。
　さて先日の最後の授業参観。家族の方にたくさん来ていただきありがとうございました。子ども達が将来の夢を発表する素晴らしい機会となりました。
　子ども達は、思い思い自分の夢や、大切にしたいことばなどをまとめました。さらに発表のために、パソコンを使ったプレゼンテーションも準備しました。
　家族の前での発表は緊張感が漂いましたが、それぞれの夢を堂々と語る姿はとても感動的でした。たくさんの拍手をいただき、発表は緊張感もあり、とても良い学習となりました。
　さて、このような姿を見ていただき、子どもたちの成長をあらためて褒めてあげてください。温かい家族のひとことが、将来の夢をもっともっと確かなものに変えていくでしょうから。
　　■子ども達の夢■
　　看護師・バスケ選手・ダムの仕事・サッカー選手
　　プロゲーマー・アーティスト・イラストレーター
　　プラモデラー・大工・教師・自衛隊
　　ユーチューバー・ゲームクリエイター　等でした。

　４・５・６年生合同の音楽の体験学習が行われました。テーマは和の調べ。ゲストティーチャーに、琴のお師匠さんとお弟子さん方をお招きし、和楽器の魅力を体感しました。
　まずは、琴の演奏披露。
　最初の曲は「さくら変奏曲」アレンジされた調べはとても心地よく、さらに琴の弦を奏でる鮮やかな指使いにも驚きました。
　続いて「六段の調」この美しい音色にも、子どもたちはまた興味津々で耳を傾けていました。普段聞くことの少ない琴の響き。凛とした雰囲気の中、こころも引き締まるようでした。
　演奏の後は、一人一人が実際に琴を体験させていただきました。お師匠さんが手取り足取り奏で方を教えてくださり、最初は戸惑いの連続。しかしだんだんと響く音を出せるようになると、子ども達の表情にも笑顔が広がりました。
　さらに、三味線の演奏にも挑戦体験。これもかなりはじめは苦労しながらも、ぴったりと音が出ると「できた！」と嬉しそうな声があがりました。
　日本の伝統楽器に直接ふれることで、その奥深さや魅力を実感できた貴重な時間となりました。和楽器に興味を持つ子も増えたことでしょう。
　ゲストティーチャーの皆様の素敵な演奏と指導に感謝いたします。

　本校では、子ども達が「わかる」「楽しい」「充実感のある学び」を実現するために、教師の授業力向上に取り組んでいます。
　その一環として２年生の算数の授業で、市内の先生方とともに指導案を検討し授業改善に努める取り組みをしてまいりました。これはその研究授業の様子です。
　授業の単元は「箱のかたち」。担任の先生は、子ども達が大好きなお菓子の箱を使い、箱の形にもいろいろな特徴があることに関心を持たせ、探求意欲を引き出しました。
　授業の目標は、自分達で、オリジナルの箱作りに挑戦しようというものです。しかし、先生の用意した箱の面がバラバラになってしまいました。
　そこで、みんなで１枚１枚が、箱のどこの面にあたるのかを考えることにしました。２人ペアで試行錯誤しながら、混ざった紙からできるものは、サイコロのような形と細長い四角の形であることを見事に発見しました。
　子ども達は楽しく考え、意見を交わしながら、対話的で協働的な学びを深めていきました。
　授業後には市内の先生方で振り返りを行い、子ども達の主体的な取り組みが見られたことを大いに評価していただきました。そして今後もよりよい授業づくりについて意見を交換しました。教師も、こうして研鑽を重ねて学んでいます。
　そして後日、この続きの授業も工夫と改善を重ねていきました。今度は棒を使って、立体を組み立てることに挑戦しました。立方体をつくるにはいったい何本の棒が必要か予想を立て、それを確かめる授業でした。
　粘土と棒を使ってつないでいきます。もちろん一人では、立体の箱の形にはできません。班のみんなの協力の甲斐あって箱の形ができあがっていきました。
　棒の数や角の数を数えて、立体的な空間概念をしっかりと磨いていくことができたようです。
　これからもこのような子ども達の達成感のある授業を創り上げていきたいと思います。

　６年生からのお知らせ！！
　
　私達６年生は、地域の飲食店を支援するためのプロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトでは、まぐろいもの栽培から始まり、収穫したまぐろいもを使って「大学いも」を調理し、商品化することが決定しました。
　「まぐろいも」とは、まぐろの加工品を製造する際に出た皮や骨などの残渣（ざんさ）で堆肥（たいひ）を作り、その堆肥で育てられたさつまいもです。糖度が高くとても甘くておいしいです。すでにまぐろいもを使った商品はいくつか開発されたて販売をしています。今回は、私達は新商品のアイデアを考えて、この大学いもとして加工してもらい、「大学まぐろいも」とネーミングを付けました。
　
プロジェクトの流れ
　■栽培: まぐろいもを育てるための準備を行いました。
　■収穫: 成長したまぐろいもを収穫しました。
　■調理: 商店にお願いして、収穫したまぐろいもを使って、
　　大学いもを作りました。　　
　■商品化: 商品として店舗で販売することが決まりました。
　
　★制作活動
　★ポスター制作: 商品の魅力を伝えるポスターを作成しました。
　★商品ラベルデザイン: 商品に貼るラベルのデザインも行いました。
　★ホームページ作成: プロジェクトの情報を発信するためのホームページを作成しました。
　
　　これらもお店の方のアドバイスをもらい、バージョンアップを図りました。
　これにより、より本格的な商品を提供できるようになりました。

　■販売日のお知らせ
　　販売日が決定しました！
　　日時: ３月４日（火曜日）１３:３０
　　場所: うれしたのし屋

　商店街や駅周辺に詳細なポスターを張っていただく予定ですので、ご覧ください。
　当日は私達が販売をします。皆さんのご来店をお待ちしております。
　地域の皆様の支援でこのプロジェクトが成功することを願っています。

　もうすぐ小学生になる幼稚園の年長さんを学校に招待しました。迎えたのは１年生の子ども達。最初は少し緊張していた幼稚園の年長さん達も、１年生と手をつないで校内を案内してもらうと少しずつにこやかな表情が広がっていきました。
　学校案内では、１年生はすっかりお兄さんお姉さん気分。「ここが1年生の教室だよ！」
「図書館にはたくさんの本があるよ！」と優しく説明をしていました。校庭や体育館も見てまわりながら、４月からここで勉強して、遊べるんだよと伝えると、年長さんも目をキラキラさせていたようです。
　校内の探検を終えた後は、みんなで楽しいゲームタイムの時間となりました。体育館で司会役の１年生が堂々と進行役を務めていきます。
リズムに乗って歌います。「猛獣狩りに行こうよ！　やりだってもってるさ！」
　お題に合わせてグループを作るこのゲーム。最初は周りをきょろきょろと、緊張気味に伺っていた年長さんも、１年生に手を引かれて輪になると、笑い声が響いていきました。お互いの距離もぐっと縮まりました。
　最後は、貨物列車シュッシュッ・・・ピアノに合わせて行進です。曲に合わせてじゃんけんをしながら、列をつなげていき、最後は大きな列車になりました。
　このゲームでは幼稚園児が最後に勝ち残って長い列の先頭になりました。やったね、おめでとう。最後は全員で大きな拍手で終わりました。
おまけは１年生から手作りプレゼントです。
　１年生から年長さんへ心を込めた手作りの首かけワッペンをプレゼントしました。
「また会おうね」「さようなら」と優しく声をかけると、年長さんたちも「またね、楽しみ」と嬉しそうな表情を見せてくれました。
　みんなの陽気な笑顔があふれた素敵な時間でした。
入学して新しい１年生になるのが、ますます楽しみになりました。幼稚園の皆さん、待っています。