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私達に大切な栄養を考える
「毎日給食で飲んでいる牛乳。これ1本に含まれるカルシウムを牛乳の代わりに、もし”ご飯”で補うとしたら、一体お茶碗で何杯のご飯を食べればよいでしょうか?」
栄養士の先生から出せれた問題に頭をひねる5年生の子ども達。想像がつきますか?
なんと、その答えはなんと「45杯」でした。「ちょっと牛乳は苦手なんだ。」と呟いていた子どもも、これにはさすがに牛乳の良さを認めないわけにはいかなかったようです。
5年生の家庭科で、特別に栄養士の先生からの授業で学ぶことができました。このように具体的な数値をもとに示されるとイメージがとてもわきやすくなります。
続いて、もしかして嫌いな人が多いのかも知れない「にんじん」。さて、問題です。「にんじん10gの中に含まれるレチノール。これはビタミンAの一種ですが、もし同じ量のレチノールを肉団子で摂取しようとすると、何個になるでしょうか?」 もはや見当もつきませんね。正解は「124個」。こんなにも食べなくてはいけないのです。さすがにお肉好きの子どもも閉口です。
さて、分かりやすい資料で、ある日の給食に使われている素材を明らかにしていったあとに、グループごとに5大栄養素についてさらに詳しく分けていきました。
給食は全体の栄養のバランスに配慮して、とてもよく組み立てられていることも理解していくことができたようです。
自分達の身体に大切な食について、今回は目に見えない栄養素をしっかりと学ぶことができた授業となりました。
公開日:2024年11月15日 09:00:00