-
カテゴリ:全体
津波からの避難訓練~自分の命は自分で守る~ -
「訓練、訓練」のアナウンスとともに緊急地震速報の音が校内に響きました。子ども達はいつもの行動を取り、安全確保に努めます。揺れの収まりを待って、防災ずきんをかぶり校庭に速やかに集合しました。誰もおしゃべりなどせず集団避難ができました。
しかし今回の訓練は終わりません。地震の後の大津波警報が発令されたとの想定の連絡を聞いて次の避難を開始しました。
約1.5Kmほど離れたお隣の小学校を目指します。緩やかではありますが、それは坂道を登って行くものです。今回初めての試みです。ハザードマップではある程度の安全は確認できていますが、想定外を想定することの必要性を持って訓練を実施しました。子ども達はみな、「おかしも」を守り黙々と目的地を目指して行動していて、とても素晴らしかったまです。
高台にある小学校に着いてから、校長より訓練することの大切さを話しました。訓練でできるようにすることが必要。それは訓練でできないことは本番でもできないからです。
それでもいざ災害が降りかかって来た時、落ち着いて安全な行動は取れるものなのでしょうか?
「凍りつき症候群」というお話も伝えました。それは実際の災害時に適切な行動をとることかできたかという調査です。
100人中冷静に対応できたのは10人だということです。実際には怖くて身体が動かないというのは確かに想像すると、よくわかります。
あらためて子ども達にも普段の訓練を大切にすることの意味を考えてもらいました。
訓練を終えてゆったり坂道。軽快な足取りで、私達の学校へと戻ってきました。公開日:2024年11月21日 09:00:00
-
カテゴリ:全体
みんなで走ろう ~チャレンジラン~ -
春にも実施したチャレンジラン。再び登場です。校庭のイチョウも黄色く色づき、身体を鍛えるにも最適な気候のこの時期。朝の時間と、中休みに全校で5分間走に挑戦しています。
初日は張り切りすぎてついついペースアップ。息も切れ切れになんてこと様子もありました。でもその一生懸命さが最高です。
慣れてくるとペース配分もつかめてきて、5分間歩かずに走り続けることができてきました。
運動会も終わり子ども達にとっては、身体を動かすのにとても良い機会です。何よりも、走ることを楽しんでいることが素晴らしいですね。
先生達も一緒になって頑張っています。健康いちばん。ファイト!公開日:2024年11月20日 09:00:00
-
カテゴリ:全体
頑張ったね 児童陸上記録大会 -
秋のすがすがしい陽気の中、横須賀市恒例の第56回児童陸上記録大会が今年も開催されました。不入斗競技場で、市内の5.6年生児童の代表選手がたくさんの陸上競技に挑戦しました。
本校ではクラスの人数が少ないこともあり、今回はまさに少数精鋭のメンバーで臨みました。自分の興味ある種目を練習して、自分の最高記録を少しでも超えようと一生懸命に取り組んできました。まさにスポーツは勝ち負けも大切ですが、参加することに意義があります。自分の力を試してみることが大切です。スタンドではお互いの姿にがんばれ!という大声援を送りました。
競技は、100m走、ソフトボール投げ、走り幅跳び、走り幅跳び、400メートルリレーの5種目となります。
少しずつ高さが増して、選手が少なくなっていく走り高跳びでは、会場中が拍手と声援を送っていました。選手たちが互いに相手を励ましている姿も素敵でした。スポーツは見るほうにとってもたくさんの感動を得ることができます。
さて、100×4の400メートルリレーでは、運動会で練習したバトンパスの感覚を生かしていくことができました。走り終わった後に、力を出し尽くせたというつぶやきも聞かれました。素敵な笑顔が広がっていました。
素敵な思い出が刻まれた一日でした。選手の皆さん、頑張ったね。ありがとう!公開日:2024年11月18日 09:00:00
-
カテゴリ:全体
私達に大切な栄養を考える -
「毎日給食で飲んでいる牛乳。これ1本に含まれるカルシウムを牛乳の代わりに、もし”ご飯”で補うとしたら、一体お茶碗で何杯のご飯を食べればよいでしょうか?」
栄養士の先生から出せれた問題に頭をひねる5年生の子ども達。想像がつきますか?
なんと、その答えはなんと「45杯」でした。「ちょっと牛乳は苦手なんだ。」と呟いていた子どもも、これにはさすがに牛乳の良さを認めないわけにはいかなかったようです。
5年生の家庭科で、特別に栄養士の先生からの授業で学ぶことができました。このように具体的な数値をもとに示されるとイメージがとてもわきやすくなります。
続いて、もしかして嫌いな人が多いのかも知れない「にんじん」。さて、問題です。「にんじん10gの中に含まれるレチノール。これはビタミンAの一種ですが、もし同じ量のレチノールを肉団子で摂取しようとすると、何個になるでしょうか?」 もはや見当もつきませんね。正解は「124個」。こんなにも食べなくてはいけないのです。さすがにお肉好きの子どもも閉口です。
さて、分かりやすい資料で、ある日の給食に使われている素材を明らかにしていったあとに、グループごとに5大栄養素についてさらに詳しく分けていきました。
給食は全体の栄養のバランスに配慮して、とてもよく組み立てられていることも理解していくことができたようです。
自分達の身体に大切な食について、今回は目に見えない栄養素をしっかりと学ぶことができた授業となりました。公開日:2024年11月15日 09:00:00
-
カテゴリ:全体
子ども達の9年間の学びを支える -
市内一斉に行われている小中一貫の日。本ブロックでは、小学校2校において授業公開を行いました。関連する小中の学校の教諭が授業を参観して、子ども達の学びの様子について話し合い、さらに小学校と中学校の教育観を共有し合っていきました。
本校では、3年生以上と特別支援級で授業を行いました。3年生は国語、ちいちゃんのかげおくりで、登場人物を通して思いやりの気持ちを考えていきました。
4年生は外国語活動、今まで準備をしてきた野菜や果物のお店のオープン。買い物場面を通して、豊かなコミュニケーションを広げていきました。
5年生は、社会科で様々な名産とその産地を調べて、世界に目を向けていきました。
そして、6年生は、算数の体積の学習。自分の考えをまとめた後に、互いに意見を交流し深め合っていくことができました。
授業後の検討会ではグループに分かれて、それぞれが見付けた子ども達の良さや可能性を出して、交流し合いました。
中学校の先生から子ども達が主体的に学んでいる様子を価値付けていただくことばもたくさん聞かれました。
「授業中にお互いに情報交換し合いながら、子どもたち同士で分からないことを聞き合うことができている。この姿勢は中学校になってもさらに高まっていくことが期待できる。」
「一人一人が教室で主役になっている。一人の発言をクラスのみんなが受け止めている学習集団だった。」
「小学校の先生が、まずは子どものできている部分に着目して、温かいことばがけをしている。それを見習いたい。」
このように、小学校の日頃の取り組みを評価していただけたことは大変うれしいことでした。
一方で、小学校でしっかりと身に付けさせていかなくてはいけないことも多々あることも確認できました。小学校は小学校で指導すべきこと、中学校は中学校だからこそ伸ばしていけることがあります。そのような互いの教育を尊重し合うことも大切に、ますます小学校と中学校の連携を深めて、よりよい教育を進めていきたいと思っています。公開日:2024年11月13日 10:00:00
-
カテゴリ:全体
挨拶を大切に ~11月の生活目標~ -
朝からたくさんの「おはようございます!」の声が響き渡ります。これは、4年生が学校の生活を見つめて、自分達にできることを話し合った活動、挨拶運動です。11月の生活目標の「気持ちの良いあいさつをしよう」に合わせて、子ども達が「元気よく」「気持ちを込めて丁寧に」をテーマにして活動を開始しました。
8時開門に合わせて、4年生の子ども達の多くが登校してきています。玄関前に勢ぞろい。登校してくる一人一人に元気な挨拶。盛大に迎えられて、ちょっとびっくりな様子の子どももいましたが、やっぱり挨拶をしてもらって気持ちが良くなること間違いありません。
今日は朝から気分が暗いな、なんて時も挨拶運動のおかげでパワーをもらうことができています。公開日:2024年11月11日 12:00:00
-
カテゴリ:全体
秋の収穫 いっぱいとれました -
学年ごとの畑には、いっぱいに茂ったさつまいものつる。小さな手で必死につかんで引っ張りました。すると子どもたちの歓声とともに、大きなさつまいもが顔を出しました。
これは秋の気配が訪れて涼しくなってきた頃、1・2年生のさつまいも掘りの様子です。
畑から出てきたさつまいもは、どれ一つ同じものはなく、形も大きさも不揃いです。ボールのように大きいものもあれば、ひょろひょろと食べられるか心配な大きさのものまで、子どもの個性と一緒でしょうか。そういったことも体験できるのが、学校の畑の楽しさなのでしょう。
本来であれば捨てられるはずのつるや葉っぱも活用したいと考えて一緒に取り分けていきました。さつまいもの葉っぱも上手に料理すればおいしく食べることができます。
また、丈夫なつるはリースつくりにももってこいです。さあ、みんなでどんな活動をしていくか。楽しみな相談をこれから進めていきます。やはり一番気になるのは、さつまいもをどうやっておいしくいただこうか。
暑い夏が過ぎ、食欲の秋が訪れたようです。公開日:2024年11月07日 09:00:00
-
カテゴリ:全体
陸上競技に挑戦 -
横須賀市恒例の児童陸上記録大会が今年も11月に迫ってきました。市内の5.6年生児童の代表選手が不入斗競技場で様々な陸上競技に挑戦する大会です。
選手選抜に向けて、練習が始まりました。興味をもって記録に挑戦しようとメンバーが集いました。本校では人数が少ないこともあり、種目によっては希望者がいない場合もあります。しかし、参加することに意義があります。自分の力を試してみることが大切です。チャレンジ精神で頑張っていきましょう。
競技は、100m走、ソフトボール投げ、走り幅跳び、走り幅跳び、400メートルリレーの5種目となります。
リレーでは、運動会で練習したバトンパスの感覚がここでも役立ちそうです。
力を合わせて、こころも一つにバトンをつないでいきます。
みんなファイト!公開日:2024年11月05日 09:00:00
-
カテゴリ:全体
学んだことを発表しよう~スーパーマーケットの秘密~ -
「魚コーナーでは、内臓を取ってきれいに、専用のたわしで魚を洗っていました。これは生臭くならないよう血の匂いを消して調理をするためです。また、ほかのコーナーを見学しているうちに、さっきのブリがきれいにパック詰めされていたので、早くてとても驚きました。」
これは先日、地元の駅前のスーパーマーケットを見学させてもらった時の学習についてまとめた、発表会での場面です。
店長さんの好意で、スーパーマーケットでは普段目にすることができない、鮮魚卸しコーナーやそのほかの場所もたくさん見せていただきました。店内の働く人の衛生面に気を配っていることや、傷みやすい果物を陳列するときの工夫の仕方、はたまた買い物客がレジまで快適に買い物できるスムーズな流れをつくっていることなど、たくさんの秘密を教えてくださいました。
その時のことを班で上手に模造紙にまとめました。発表練習を何度も重ねて、いよいよ家族とスーパーマーケットの店長さんたちを招待しました。さらに、1,2年生も招待して、自分達のことばで学習成果を披露しました。
発表した内容は他にも、食品トレーのリサイクルのことや、お客さんが買い物しやすい展示の仕方、特売品に関するポップなど、様々なお店側の工夫についても紹介していきました。
棚の近くから消費期限の近いものを置いて、手前から取っていただくようにしたり、魚コーナーには料理がおいしくできるように味付けのタレなども一生に並べたりしていること、野菜は一人暮らしの人でも買いやすいようにバラでも売っていたりすること等、たくさんの楽しい発見を分かりやすく伝えていきました。
子ども達は普段、便利なクロームブックを使って、ネット上の見学学習も行い、見ることのできない工場やお店の工夫や苦労についても学んでいます。しかし、今回は実際の体験で得た感動がたくさん詰まっていました。冷蔵売り場はとてもひんやりしていましたとか、血の匂いがしないようにしているとか、肌で感じたことを自分の感想を加えて表現することができました。
店長さんからも「調べたことだけではなく、自分が感じたこと思ったことも、お話しできていてとても良かったです。」とお褒めのことばをいただきました。もちろんこれは、スーパーマーケットの店長さん方が、子ども達に見て、感じて、持ち帰ってほしい大切な学びを教えてくださったからにほかなりません。
今回、たくさんの方に学習成果を見ていただくことができました。保護者からも温かい拍手をたくさんもらって、「やってよかった。」と満足気の表情が素敵でした。
3年生のために皆様、お世話になりました。感謝です。ありがとうございました。公開日:2024年10月31日 09:00:00
-
カテゴリ:全体
本気で挑んだ運動会 -
早朝には、ぱらつく雨。しかし、そんな天気を吹き飛ばすように子ども達の活気あふれる姿が校庭中に広がりました。
たくさんの家族の声援の中、可愛らしい1年生の開会のことばから始まりました。練習では何度も聞いていた、応援合戦もますます盛り上がっていきました。応援団長の意気込みでは、その真剣さに会場中が沸き立つようでした。
チームのこころが一つになる。それができるのが子ども達の素晴らしいところです。
ダンスはどうでしたか。子ども達は笑顔を出すことをめあてに頑張ってきました。きっとお家に帰ってから家族からの温かいことばをもらって、また最高の笑顔を見せたことでしょう。
さて、リレーの優勝も、紅白の優勝も、どちらも驚きや嬉しさ、あるいは悔しさがあったと思います。
しかし、惜しみなく他者に拍手を送る子ども達。勝ち負けを超えた、スポーツをこころから楽しむことができた日となりました。
最後の6年生の終わりのことばもまた、胸にじんと来る感動がありました。低学年のことを褒める6年生。すべての学年ごとにエールを送ることばも素敵でした。1年生は来年2年生としてもっと頑張ってください。2年生は3年生となり低学年のリーダーです。等々、もう卒業してしまうかのように、在校生に送ることばを話してくれました。
それを受けた5年生の子ども達。一人一人の中に、来年は私達がこの追浜小を引っ張っていくぞという決意が膨らんでいったことと思います。
素晴らしい秋の一日、一人一人が輝いていた一日でした。
また、保護者・地域の皆様には、最後の後片付けにお力をいただき本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。公開日:2024年10月29日 09:00:00