カテゴリ:全体
歯の健康を守ろう

カテゴリ:全体 歯の健康を守ろう
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 歯科衛生士の先生が各校を回って、クラスごとに指導をしてくれる歯科巡回教室が開かれました。
 一年生の歯科指導の様子です。今回のテーマは「第一臼歯(だいいちきゅうし)」についてです。これは、6歳臼歯とも言われ、ちょうど今の時期に生えてくる子どもがいます。この歯の特徴は生えたときから大人の歯です。歯の奥に白い顔を出すと、やがて歯の中で一番大きな歯となります。
 ここで厄介な問題があります。それは第一臼歯は、とても虫歯になりやすいということだそうです。
なぜだろう??子ども達は不思議そうな顔をしていました。そこで衛生士の先生が、大きな歯型と歯ブラシの模型を見せて、ごく普通のブラッシングを見せてくれました。目の前で実演していく様を見て、だんだん気づいたようです。
それは、第一臼歯は一番大きさは大きいのですが、”背の高さ”は一番低い歯だったのです。だからきちんと歯ブラシを第一臼歯に当てて磨かないと、きれいにかすを取り去ることができません。その方法を教わり、みんなで上手な歯磨きの仕方を覚えることができました。
 また、2年生は昨年教わった歯磨きの上手なこつ「歯磨き”あいう”」のおさらいもしました。2年生はちょうど歯が永久歯に生え変わっていく時期です。そこで、ペープサート風に乳歯と永久歯の”道案内”の楽しいお話を聞きました。
 乳歯さんは永久歯さんに道案内をします。こっちのほうから出てくるといいよと根っこの部分をだんだんと溶かしていきます。それを聞いて永久歯はまっすぐ正しい方向に伸びていきます。また、乳歯さんにこつんと当たると、乳歯さんは根元を柔らかくしていき、上手に永久歯さんを道案内して、最後に抜けてきれいに交代ができるそうです。
しかし、乳歯さんがむし歯にかかってしまうと道案内ができずに、違うところから永久歯さんが出てしまうことがあるそうです。そんなときは、歯医者さんにしっかりと見てもらうといいですね。
 楽しいお話をお聞きしながら、自分の歯を守ることの大切さを学んだ歯科巡回教室でした。

公開日:2024年12月20日 08:00:00